俺様上司と私の秘密の恋。

注文したあと、ワインが注がれた。





「令奈、俺は車だから飲めなけど
気にしないで飲んでくれ。な？」





「はい、ありがとうございます」





ワインとお茶で乾杯をしてワインを堪能する。





「美味しい、このワイン！」





「そうか、よかった。
料理も美味しいと評判だから楽しみにな？」





「はい！」





こんな素敵なお店に来るなんて初めてだし、これが最初で最後かもしれない。





ってか、こんな豪華ってことは値段が……





「あのー……ここ大体おいくらなんですか？」





高すぎたから払えないよ、絶対……





「お金の心配はしなくていい。
いつも言ってるだろ？」





うっ……でも……





「ほら、気にしないで飲んで？」





いいんだろうか……





でも春馬さん、１度言うときかないしなぁ。





ここはお言葉に甘えよう。





「ありがとうございます」




「いいえ、お姫様」





ほら！また、こうやって照れるようなことを！