俺様上司と私の秘密の恋。





新山くんは一瞬驚いたが何かを納得した顔で





「なんで今まで黙ってたか知らないけど

心配すんな、誰にも言わねーよ。

さ、俺はこの書類コピーしてくるわ」





そう言って秘書室を出て行った。





それを確認して私は春馬さんの方を向く。





春馬さんは焦っているようで落ち着きがない。





それもそうだ。





だって私、ものすごく怒った顔してるだろうし。





「令奈、悪ぃ……」





「社長、会議8時からNセン会社なんで
早く支度してください」





それだけ伝え、私も秘書室を後にした。





10分くらいは余裕あるだろうし、コーヒーでも買いに行こう。





< 288 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop