俺様上司と私の秘密の恋。
緊張と不安で何も出来ず、時間はただ過ぎてくだけ。
気づいたら春馬さんが帰ってきていた。
「令奈、電気くらいつけたら?」
「え?あ、おかえりなさい!
もうこんな時間だったんだ……」
ずっとボーッとしてて気づかなかった。
ご飯、作ってないよ……
「なんかあったか?」
「え?あ、うん……」
言うなら今だ。
きっと私のことだから、このタイミング逃すと言えなくなる気がする……
「実は、できたかもしれないんです」
そう言うと春馬さんは、驚いた顔をしたあと嬉しそうな顔になった。