俺様上司と私の秘密の恋。
確か入口にとめておくって言ってけど……
探している途中で眩暈がした。
やばい、倒れそう………。
だけどずっと倒れることはなかった。
「令奈、大丈夫か」
部長が倒れそうな私を支えてくれたから。
「すいません、ちょっとしんどいです」
「ったく、無理しやがって。
具合悪いなら最初から会社休めばいいものを。
ほら、車に乗れ」
部長は私を支えながら助手席に乗せてくれた。
そして運転席に部長が乗り車は動き始めた。