俺様上司と私の秘密の恋。






電話を切ってから10分くらい経ったころ。





インターフォンが鳴った。





え?





取り敢えず出なくちゃ。





「はい」





「令奈!俺だ!桜木だ」





部長?





私が急いでドアを開けた。





「部長、どうしたんですか?
まだ退社の時間じゃないですよね?」





「どうしたはお前のほうだろ。
あんな電話よこされたら
誰だって心配するだろう?」





うっ……確かに不信だよね、あれ。





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