オオカミスイッチ 【完結】
蒼井先輩が、下からじっと私を見つめてる。
射るような視線を
ずっと感じてる。



チュッ

と、蒼井先輩の唇に、キスをした。

「えっ」

蒼井先輩が、自分の唇を指で押さえる。

私は恥ずかしくなって
顔も耳も鼻の頭も
赤くなっているであろう顔を
両手で隠した。
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