サクラチル
「あー、きつ。」



今も涙が止まらない。



もう本当に終わったそう思えば何だか帰る気に慣れず自然と足は中庭へと向かっていた。



中庭はとても綺麗に手入れされていた。



当たりを見渡してもこの雨の中人がいる訳もなく、ただ一人静かにベンチへと座った。



上を見上げれば止まることを知らない雨と一緒に私の涙も流れていく。


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