天才外科医の恋
はー君は私が渡した地図を見て盛大なため息をついた。

晴翔「これをソフィアさんが...?」

桜「そうよ。これを見て方向音痴な私がたどり着けると思う?ここに来るのでさえ3回も迷った私が」

晴翔「無理だな。なら今から一緒に帰るか」

桜「いいよ。仕事終わってからで」

私のためだけに一回帰る必要ないし........

晴翔「もう終わったから大丈夫。佐々木」

陽一「なんですか」

晴翔「今日の当直お前だったよな」

陽一「ええ、まぁ」

晴翔「何かあったらいつでも電話してこい」

陽一「わかりました」

晴翔「桜荷物取りにいくぞ。」

桜「うん!」

私は気づかなかった。事務長が私を睨んでいることに
< 20 / 66 >

この作品をシェア

pagetop