湖都子のポエム6

色あせない愛しい想い……そして……後悔


ずっと彼女を作らなかったから安心していた
それなのに彼女を作った

告白できずに後悔していた

タイミングがわからなくて……
あの時勇気を出せたら……
このチャンスを逃したら後悔すると思った

一緒にいたのに私を見もしないで
あなただけが幸せそうにしてるなんて
許せないでしょ
なんで私ばっかり……
あなただってもっと苦しめば……
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バイトリーダー瑞穂……の後悔、そして……

大輔が好きだった。あの時、あの2人の策略にのった。大輔が美緒をみているのに気づいていた。私は大輔を見ていたから……だけど、告白できなかった。そんな時、美緒を辞めさせる作戦をたてていた話にのってしまった。美緒がいなくなれば、大輔との恋が始まると信じていたから……それなのに、大輔も一緒に辞めてしまった。2人が辞めてから、店も客がこなくなり、ついに閉店してしまった。2人が一緒に働き始めた喫茶店。私も行きたかったけど、もうバイト募集してないと言われた。それでも食いさがらず「あの子より、私の方がバイト経験長いし……」美緒を指差して言った。「美緒ちゃん、よくやってくれてますよ」結局、バイトできなかった。なんでよ……

美緒が就職して、バイトをやめると聞いた。やっと、一緒に働けると思った。思ったとおり、働けることになった。どれだけたっても、色あせない愛しい想い。これで、大輔に……告白すれば……

ウキウキしながら、バイトに行った初日……
マスターと大輔が話しているのを聞いて、愕然とした。
「大輔、ついに美緒ちゃんと付き合うのか……」
「なんで知ってんだよ」
「2人がデートしてたのを見たお客さんから聞いたよ。」
「見られてたのか……」

仕事終わりに店に美緒がきた。私の前で2人で楽しそうに話しているのを見て……
「何よっ……私をバカにして……」
「バカにしてるのは、お前だろ。」
バシッと、大輔の頬をたたいた。
「美緒なんてやめて、私と付き合ってよ。何してほしいか言ってよ。何でもしてあげるから……」
「何でもするんだ。だったら、2度と俺と美緒の前に現れるな。」
私……全く相手にされてない。

あの時のことがなければ、違ったのかな?本当に好きだったのに……きっと、あの時のことすごく怒ってるんだ。あんなことしなければ……





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