湖都子のポエム6

俺の未来を……


オレの未来を動かしていく

想いは変わっていく

愛なしではいられないから
キミなしではいられないから

目を閉じれば思い出すのはキミとの日々
あの時は1人じゃなかった
でももう戻れない

自分の恋と向き合う一日
悔しさがこみあげてくる
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いつか、自分の店を開くのが夢だった。その店を、美緒が手伝ってくれる約束だった。好きな子との約束。特別になれた気がして、嬉しかった。だけど、約束も果たせないまま、美緒はいなくなってしまった。

携帯で連絡がとれなくなって、気づいた。オレ、美緒のこと何も知らない。美緒の家すら知らなかった。

美緒が勤める会社は知っていた。だから、朝から駅で待っていた。知らない男と歩いていた。一緒に2人で会社に入っていく。美緒は……笑顔だった。悔しさがこみあげてくる。

そんな時、「私にしといたら?私はあなたが好きだよ」って言われて、失恋して弱ってる俺なら、簡単に落ちると思ってるだけなんじゃないの?って思いながらも……付き合いはじめた。









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