湖都子のポエム6
別れの時がくるなんて……

どんな時も彼はちゃんと見てくれていた
愛されてるって感じて幸せだった

それでも幸せはあっというまに崩れた

彼が幸せになれるように別れる
後悔はしない
すっぱり諦める

別れを告げる時がくるなんて……
どこにいたっていつも彼の幸せを願う
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最近、アキラが仕事で帰りが遅い。今まではこんなことなかったのに……不安になる。

電話が鳴った。
「彼と別れないと、会社潰すわよ……」
それだけ言って、電話が切れた。

会社の社長はアキラの父親だ。電話をすると、あの時の彼女の父親が社長をしている会社が取引をやめたりして、大変なことになっていることを聞いた。
「美緒ちゃんはきにすることないよ。」って言われたけれど、そんなわけにはいかない。

幸せを感じていたのは、私だけだったのかなぁ。一緒に暮らし始める前よりずっと息苦しい。酸素が足りない感じ。こんなんじゃ、一緒に暮らさないほうがうまくいってたってこと……だよね。恋って、やっぱり難しい。

「今日だけでいいから、一緒にいて……」
「何言ってんだよ。ずっと一緒にいるよ。」
こんな幸せな言葉をもらっても、気持ちは嘘をつくことだってある。美緒は、別れることを決めていた。

恋が終わっても、あなたの幸せを願って……
あなたの幸せが、私の幸せ……

アキラが眠る深夜。離婚届けを置いて、家を出た。アキラと暮らす前に住んでいた家に戻った。みんなが幸せになれるのなら、諦めようって思えた。

たしかにアキラとの間に愛はあった。この気持ちがあれば、なんでも乗り越えていける。幸せな思い出が、今も心の中でキラキラ輝いている。

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