私のご主人様Ⅱ

心地いい場所


翌日。

役割分担のお片付けを終えて、やって来た自由時間。梨々香ちゃんは海に誘ってくれたけど、2日連続海に入る気力はなくて、断ってしまった。

でも、海に入る以外特にやることもなくて、屋敷の中を探検してる。

私が勝手に動いていいのは屋敷の中とプライベートビーチのみ。エントランスから外に出ることは出来ないのだ。

でも、ほとんど客間というか泊まるための部屋で、入る訳にもいかず見て回れるのは結局1階だけだった。

そんな探検も広間で終了で、本格的にやることがなくなった。

「…」

浜辺でも散歩しようかな。それかお昼寝しよう。とりあえず眠気がないので浜辺に出られる裏口を目指すことにして歩き出した。

「琴音、1人で何してる」

「!?」

背後からかけられた声に驚いて体ごと振り返ると、手に大量の資料を持った季龍さんがいた。
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