ロシアの昔話『雪姫』
「それで、皆さん何してたんですの?」


「あ、えっと…何してたんだっけ?!」


だめだぁ、
テンパっちゃう...


でも、一目惚れなんて...


「おーい、聞いてるか??」
「アランってばー!」
「ふふふっ」

「え、あ!ごめん!なんも聞いてなかった」


あー、ほんと頭ぼーっとする...

「これから、皆でオルガの家行く事になったからな!」

「あー、おっけっけ~」

オルガの家になったのはきっとここからすぐ近くにあるからという理由からだろう。


それにしても、さっきから、僕達の会話を聞いてカーシャはクスクスと笑っている。

なんかそんな面白いこと言ったかなぁ


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