too much
(純也……)



そんなことを思い出したら、なんか失敗したかなって気持ちになった。
最初から長続きしそうにないって思ってて、特に好きってわけでもなくて…
そんな人と付き合う意味なんてあるのかな?
周りの雰囲気に飲まれて、私は馬鹿なことをしてしまったのかもしれない。



「他はいないの?
告白した者勝ちだよ!
皆も俺達みたいにハッピーになれば?」

相川さんの言葉に、なんと、あゆが手を上げた。



「私も告白します!」



えっ!?
驚く私の前で、あゆはある男性を熱くみつめた。
確か、島本さんだったかな?
チャラい感じの他の三人とは違って、真面目そうな人。
あゆの趣味はこういうタイプじゃなかったと思うんだけど…



「島本さん!私と付き合って下さい!」



さっきの相川さんと同じように、あゆは頭を下げて片手を島本さんの前に差し出した。
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