too much
「僕は、本来の自分を押さえてるつもりでしたが…あの時…
遊園地でも話しましたが…あなたが落ち込んでるように見えた時…僕はあなたのことが気にかかって仕方なくなりました。
また僕の悪い癖が出て来ている…そうわかっていたのに、僕はその気持ちを押さえることが出来なかった。
そして、あなたと話してみて…とても楽しかったんです。
僕の勝手な思い込みかも知れませんが、波長が合うとでもいうんでしょうか。
あなたといて、本当に楽しかったんですよ。」

「わ、私もです!」

「本当ですか!?」

「ええ…私も全く同じ気持ちでした!」



さっきも聞いたけど、ますます信じられない…
こんな嬉しいことが、本当にあって良いんだろうか?
まるで夢みたいだ…



「でも、その一方で葛藤がありました。
僕は、あゆさんと付き合い始めたばかりだというのに、あなたに惹かれている…
自分を変えることも出来ないままに、僕はあゆさんを裏切り、あなたに心を移していて…」

「私も全く同じです。
同じ過ぎて、とても信じられません。」

「信じて下さい。
僕が今、話したことはすべて本当のことです。
僕は…あなたが好きです!」

「え……」



突然のストレート過ぎる告白に、驚いて頭の中が真っ白になった。
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