ラストクリスマス

おじいちゃん

「ねぇ、オリバー」


僕らは、となりのまちのレンゼイという所でソリをおりた。

そこにはぼくたちのおじいちゃんがいるからだ。



「今は話したくないよロイ。」


「なんでそんなに泣きそうになってるの?おかあさんはどうしちゃったの?」


「うるさい!黙っててよ...」


「...ごめん。」



オリバーは、おじいちゃんの家に着くとおじいちゃんにぎゅっと抱きつき泣いた。おじいちゃんは初めはちょっとびっくりした顔をしていたけどオリバーの頭を優しくなでて僕たちを部屋にいれてくれた。
< 5 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop