段ボール彼氏
「あんたなんかが彼氏だなんて……。頼まなければよかった。」


 あたしは、脱力したように呟いた。


「……あっそ。……でも、俺がいなかったら……今年のクリスマスも結局はボッチだったんだろ。」


 彼は皮肉な笑みを浮かべてあたしに言う。


「何をっ!!」


 やり返そうとしたけど、本当のことでやり返すことができなかった。


「ちくしょ~!」


 我ながらおっさんみたいな声を出してしまった。


 また、こいつに何か言われるだろう。


 やっぱりと言いたくなるほどあたしの予感は的中した。


「ぷはっ、お前じじいかよ。」


 違います!


 まぁ、自分でも思ってしまったけど。


 その間にも彼はあたしを見てはずっと笑っている。


 てか、こんな奴が彼氏なんてほんとに嫌っ!


 今年のクリスマスどうなっちゃうの~! 
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