君と、ゆびきり
思い出
あたしは目覚まし時計の音で目を覚ました。
ぼんやりとした頭で部屋の中を見回す。
なんの変哲もない自分の部屋。
頭を動かしてピンク色の目覚ましを止めた。
時刻は7時だ。
ベッドの上に上半身を起こすとやけに体が重たく感じられ、頭痛もした。
そういえば昨日から少し風邪っぽかったんだっけ。
そう思いだし、スマホで日付を確認した。
1月31日。
そう、今日は1月31日だ。
昨日は卒業試験の日だったから風邪気味でも休めなかったんだ。
そして今日はテストの返却日だ。
今日が終れば2月29日まで休みだから、頑張って行かなきゃいけない。
あたしはそう思い、ベッドを下りた。
そのタイミングで部屋のドアがノックされ、「千里、風邪は大丈夫?」と、お母さんの声が聞こえて来た。
「うん、なんとかね」
そう返事をした自分の声が随分とガラガラになっていて、自分で驚いてしまった。
ぼんやりとした頭で部屋の中を見回す。
なんの変哲もない自分の部屋。
頭を動かしてピンク色の目覚ましを止めた。
時刻は7時だ。
ベッドの上に上半身を起こすとやけに体が重たく感じられ、頭痛もした。
そういえば昨日から少し風邪っぽかったんだっけ。
そう思いだし、スマホで日付を確認した。
1月31日。
そう、今日は1月31日だ。
昨日は卒業試験の日だったから風邪気味でも休めなかったんだ。
そして今日はテストの返却日だ。
今日が終れば2月29日まで休みだから、頑張って行かなきゃいけない。
あたしはそう思い、ベッドを下りた。
そのタイミングで部屋のドアがノックされ、「千里、風邪は大丈夫?」と、お母さんの声が聞こえて来た。
「うん、なんとかね」
そう返事をした自分の声が随分とガラガラになっていて、自分で驚いてしまった。