恋愛白書
「俺はしたい」


俺はやしなの唇に自分の唇を落とす。


「ま。これから、よろしくね?」


「...うん」


キスなんて
たくさん絵里香としてきたはずだった。

でも、ぜんぜん違った。


6.11
俺らの記念日。

ずっとやしなのそばにいたい。
大事にしたい。
幸せにしたい
笑顔にしたいって思った。


こんなに好きになるとは思ってなかった。
やしなは信じないかもしれないけど
やしなよりも好きな自信あるよ。



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