恋愛白書
「やしなは丈くんしか見えてないからねー」


まちゃのそんな声がきこえる。


…やしなって誰だっけ。


俺がたどり着いたところには
虎としょったが向かいに座り。
その横にまちゃともう一人女がいた。


ああ。
やしなって。

しょったが好きなヤツじゃん。


「…いや、あの」


とか言ってまちゃの言葉に戸惑ってる。

…てか、俺しか見えないとかよくわかんねぇ話してたよな。

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