大悪魔さんのターゲット。
「‥‥は?」

「三上、1つ言っておくよ?琴をいじるのは別になにもいわない。傷つけたりでもしたらただじゃおかないんだから。」

苗ちゃん‥‥
ま、まって、かっこいいけど、いじる件でなにか言って欲しかったかな!?

「俺は彼女に手を出したりする悪趣味はないよ(苦笑)」

相変わらずヘラヘラとしながら喋る三上くん。

「か、彼女?琴、どーゆうこと?」

「あのね、苗ちゃん‥‥実は」

「改めまして、琴ちゃんの彼氏、三上紅音です。よろしくね、遠山苗さん?」

「‥‥琴、ドンマイ。」

私の耳元で、「どーせ、理由あるんでしょ?」と、察してくれた苗ちゃん。さすが親友です!

「遠山さんひどくない?ドンマイとか」

「こーんな可愛い琴にこんな残念な彼氏は可哀想でしょ」

「はぁ?過保護な遠山さんには言われたくないね。」

2人の間には火花が散っている。


どうしよう‥‥
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