彼女はミルクティーが好き。
黄金レシピ



「おはよー。管理人さん。」


朝から、妙なことが起きている。

あの甘利兄弟にはじめて挨拶された。



なんだ?何があった?どこで親近感を覚えた?




「お、おはようございます。」


 挨拶はされたら返さないといけない。
窓口から不思議そうに見ていると、
甘利兄弟が手を振った。



朝から元気だなぁ。






「ねぇ、あんた何したの?」



 窓口からは死角になって見えなかったが、
少し身を乗り出すと、そこにいたのは睨みつけるようにこちらを見る樫原。


こいつは人の行動が気になるんだね。

分からないことはそのままにしない。って?賢い人の性格だね。











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