本当の君を好きになる
「……私が悪いの。すべては私がね。」
「悪いと思ってるなら、謝るべきじゃないの?いつまで、こんな状態でいるつもりな訳?」
「そ、それは……分かってるよ……。」
「分かってないよ。全然分かってない。分かってないから、何も進まないんだよ。瀬戸さん。」
私も凪沙も、それ以上何も言えなかった。
正論だ。
言い返す言葉が見つからない。
「とりあえず、俺は幸坂と仲良くするから、羨ましくなったら、さっさと謝ることだね。」
そう言って、私たちの元を離れていってしまった。
「可鈴……。」
「分かってる。でも……3ヶ月の溝は……大き過ぎるよ。」