結婚したくてなにが悪い?!

「生田さん、ごめんなさい。真美さんがこんなにお酒弱いなんて知らなくて…本当にごめんなさい。」

「いえ、最近寝不足だったからだと思います。私の帰りをいつも寝ずに待ってましたから」

なんて健気なんだろう。
そうだよね、起きて待ってないと、顔合わせる時間なんて、全然無いもんね?

「生田さん、今日はもうこんな時間だし、ホテルに泊まっていったら?部屋も空いてるし?」

「いえ、そう言うわけには」

『生田そうしろ!それから明日は、休んで、真美さんとゆっくりしろ?』

「しかし仕事が?」

「俺が休みたいんだ。恭子が帰って来てから、まともに抱いてないから、このままだと半年もしないうちに離婚されるかもしれない。だろ、恭子?」

「そうね。あまり構ってくれない旦那様より、若くて、遣り甲斐ある人の方が良いわ! 痛っ」

調子に乗って言う私の頭に、柊真さんの拳骨が落ちた。

柊真さんの口添えもあり、生田さんは真美さんと一緒にホテルに泊まって行く事になった。
勿論、私達も仮住まいの部屋へ戻った。

「恭子…」

「ん…」

部屋に入ると直ぐに斗真さんの唇が私のものと重なり舌を絡め互いの熱を伝え合う。

「一緒にはいるか?」

柊真さんの問いかけに頷くと、その場で服を脱がし、私を抱え上げ、バスルームへと入った。その後は何度も何度も体を重ねた。

「結婚式の準備は進んでるか?」

「その事だけど、やらなきゃダメ?」

「ダメって事はないけど、結婚式は女性のものだから、恭子は行い(やり)たくないのか?」

「皆んなに見せびらかせる歳じゃないし、ウェディングドレスにも、あまり執着ないから…それより…」

「仕事優先したいんだろ?」

「ごめん…」

「まぁ俺も忙しいし、俺の就任パーティーの時に、恭子のお披露目もすればいいか」

「有難う」

良かったこの人の妻になれて、欲しかったのも全てを手にいれる事が出来、本当に私は幸せ者だ。

「「愛してる」」




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