課長は私の憧れ
3章〜急接近!?〜

しばらくして2人からの挨拶の時間になった

「では、新郎新婦からのご挨拶となります。
新郎佐伯涼真さん」

「この度は、お忙しい中、僕達の挙式披露宴並びに二次会にまでご参列いただきありがとうございます。僕達は、入社して以来ずっとお付き合いをしてまいりました。色んな壁にぶつかり合いながらもこのような形になりましたのも皆様のお力添えがあってこそだと思っております。誠にありがとうございます。今日僕達は夫婦となり新たな道を歩み始めます。これからの道には数多くの壁が待ち構えていることでしょう。どうぞそんな時は皆様、今までと変わらないお力添えをお貸し下さい。よろしくお願いします。」

2人は参加者へ頭を下げた

2人には盛大なる拍手が送られた

「新郎新婦の退場です」

2人は私の言葉を合図に席を立ち、1度頭を下げた後、笑顔で退場した

参加者が退場となると2人はドアの外で見送った

2人は着替えた後成田空港近くのホテルに宿泊しハワイへと新婚旅行に向かうので打ち上げは課長と2人でやることにした
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