私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる




『はぁぁ。じゃあもっともっと頑張りな、それで松崎を知ってから諦めな』


『えーー、、諦めるの前提?』


『だってあんなに女いんのに誰とも付き合ってないんでしょ?まず女が好きなのかも怪しいよね』



そ、そっちの線は考えてなかった、、。



確かにみさりんの言うのも一理あるかもしれない。



『それでも私、アタックし続けるよ』



『、、、葵のそういう所はいい所なんだけどね。
 ま、頑張りなよ』



呆れながらも笑って
後押しじゃないけれどそう言ってくれて
話を聞いてくれるみさりんはいい友達だと思うよ。



めげない。


それだけが取り柄ならそれをちゃんと
活かさなきゃ。


ってことで学校が終わり
私は先回りして



はい、ここはそう。


ルイ君のお家の近くです。



そう、出待ちならぬ帰り待ち。


ファンもさすがに家帰ってまでも
外で待機はしないはず。


だってこの間もファンの女子居なかったし。





< 23 / 183 >

この作品をシェア

pagetop