カーネーションの花束を君に
1章
雨が激しい日



私は傘を差さして駅の近くにある花屋に向かった 




そこは綺麗な花屋だった




……まるで私とは違う




透明な扉を開くとアンティークな見た目に沢山の花がおかれていた




そして____





「いらっしゃいませ」




私と同じ制服を着た彼、橘裕二郞君がいた












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