異世界の女神様
その女性の名前は、“ラティス”。
人里離れた山の中にひっそりと住んでおりました。
彼女が人里へ下りるのは決まって満月の夜だった。

彼女は満月の夜にふらっと人里へ来て、何もせずに森へと帰って行くのだった。



そう、村人の目にはそのようにしか見えなかった。



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