かわいい恋
後日、玲香とランチしていると

「プールに行くから新しい水着買いなよ。
で、一哉のハートをゲット的な?」

「えーそんなムリだよ」

「何を言ってるのよ。
その程よく大きい胸を活かさないでどうするのよ。
早くしないと誰かにとられるよ。
あいつが今までずっとフリーでいることも奇跡なんだからね」

「誰かにとられるかぁ…
そろそろ頑張らないとだよね…」

「今日、水着を買いに行くよ」

「でも玲香みたいにスタイル良ければ良いけど…私はそういう感じじゃないしなぁ」

「男は私みたいなのじゃなくてめいみたいな触ったら柔らかそうみたいなのが好きなんだって。」

そんな風に力説されて押しきられてしまった。

ちょうどそのころ一哉と大介も

「一哉もそろそろ本気出さないとめいちゃん誰かにとられるぞ。
あれだけ可愛くて素直で人気があるんだからな。」

「わかってるよ。頑張るから。
大介こそ玲香がんばれよ。」

「だから自分の為にも計画したんだよ。
水着姿も見れるし遊園地でイルミネーションだろ?楽しみすぎてヤバイな。
玲香のスレンダーな水着姿も良いけど…
めいちゃんの水着姿も…」

と話している途中で一哉が大介を叩いた。

「想像するな。」

「ごめん。
でもめいちゃん胸とかそこそこ大きいし色が白いしなんだっけ?マシュマロ肌?みたいなの良いじゃん。」

「絶対にジロジロ変な目でみるなよ」

「はいはぁい」

と呑気に頷く。
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