幼なじみはアイドルの先輩~女の子から女性へ
そんなこんなで久しぶりに自宅の地下にこもって作業をしてた。


仕事ははかどったよ。


いいもの提供出来る確信はある。


ただ、家族は心配してくれないが。


奈未が小さい頃は寂しいって泣きながら来たんだけどなあ。


たまにリビング行って奈未に会ってもな……。


俺がそんなことやったらかろうじて保ててる威厳とやらが吹き飛ぶしな。


「終わったの?」


「……今から仕事の打ち合わせに行ってくる。夜はいらないし、遅くなるから先に寝ててくれ」


「行ってらっしゃい」


まだ妻と娘にこうして言葉で送り出されるだけでもよしとしないとなあ。


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