ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
《18》待望の新婚生活

拓真side-

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初夜から1週間。
内装工事も始まった。

共にベットに入り、カラダを横たえる。
俺は勇気を振り絞り、今夜も迫ってみた。
「小陽・・・」

「拓真さんの言いたいコトは分かりますが・・・この部屋ではしたくありません」

「隣の蓮には絶対に聞えないって」

「でも・・・明日の朝・・・蓮君にどんな顔して会えばいいのか分かりません」

「・・・」

小陽は恥ずかしがって迫っても拒否られる一方で。

「どうしてもダメか??」

「ゴメンなさい・・・拓真さん」

小陽は俺に背中を向けてフェードアウト。

俺は今夜も諦めてスタンドの電気を消した。


初夜を終えただけでも良しとして、新居に引っ越すまでも我慢だと腹を括る。




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