ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
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寄せては返す波のように彼が私の中で動く。

甘く響き渡る彼の睦言。

「小陽とずっとこうして居たい・・・」

終った後も彼は私のカラダを離さない。

乱れた髪に指先を絡めて唇に優しくそっとキスをする。


「小陽は?」


「私も・・・」

「じゃもう一回」

拓真さんはカラダを起こし、再び私のカラダを組み敷いた。

筋肉質な厚い胸板。

私は彼の背中に両手を回して引き寄せる。

「嬉しい」

拓真さんは優しく笑ってキスを落とした。


私達はもう一度一つになり、悦楽の海に身を投じた。





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