イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係

「店行く前に、たまたま見つけて買っただけだから」

わずかに赤くなって言うレオンに、

「…うん、すごくうれしい」

もう一度、笑い返すと、

「……チョーカーぐらいで、うんな喜ぶな…」

抱き寄せられて、

「……かわいくて仕方なくて、もっとキスとかしたくなんだろ…」

耳元にチュッとキスされた。

「……うん…」と、身をよじると、

「……なぁ、……おまえさぁ、さっきキス嫌がったのって、もしかして……ああいうキスしたことないからか?」

「え…」

言葉に詰まると、

「……そういうことか」

と、納得したように言って、

「……だったら、俺が教えてやるから……こっち、向け」

顔を向き合わされた。



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