水色


夏希side


「…き …つき! なーつーき!」

「え?」

「え?じゃないよ!もう昼休みっ!!ご飯たべよっ?」

私は今朝の事でずっと考え込んでいたみたいだ。

「もう、そんな時間か。」

「夏希さ~、何かあったでしょ?」

「なんで?」

「授業もずっと上の空みたいだったし?」

あつさにはなんでもお見通しだね。


< 41 / 219 >

この作品をシェア

pagetop