1年B組のヴァンパイア君に恋をした。
『…どり君…!!』



ん?今誰かに呼ばれたような…




『…待って…!』



声がだんだん近づいてきた




足音も近づいてきてる


『…彩君…!…やっと見つけた。』

そう言いながら声の主は

俺のシャツの裾を思い切り掴んだ



「え…?」

よく知ってる女の人だった



彼女は息を切らして、汗だくで、髪もボサボサ。
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