1年B組のヴァンパイア君に恋をした。
「…っ!!!」

彼は私に背を向けてしまった



「彩、君…?」

私、言っちゃいけない事言ったんかな…?



「す、すみません…

今はちょっと先輩の顔、見れない…」

彼は背を向けたまま言った



私はそっと彼の顔を覗いてみた

気づかれないように。




「…見ないでって言ったのに…」

と、顔を真っ赤に染めながら言った




「あぁ、もう…恥ず…」

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