きゅんらぶ・あそーと

2/20*天然小悪魔にキスマーク

【後輩*部活中*校舎裏*キスマーク】


部活の休憩中。
沙耶先輩と体育館裏で涼んでる。

「暑いね~、あ、一口ちょうだい」
俺が持ってるジュースを催促する。
「どうぞ」
「美味しい~、ありがと」

返して貰ったジュースを飲んでいると先輩の視線を感じた。

「何ですか?」
「いや、間接キスだなぁと思って」
「っ!?」
思わずジュースを噴き出してしまった。

「あ~、もうほら」
タオルで俺の口元を拭う先輩。
「純情だなぁ~」
悪戯に笑う先輩の白い首筋には汗が垂れている。

ぺろっ

「ひゃっ!?」
その汗を舐めると、次は先輩が驚いた声をあげた。

ちょっと強く唇を押し当てる。
「あは、くすぐったいよぉ」

そのまま甘噛みした。
「いたっ!あぁ、赤くなってる!」
手鏡で確認して文句を言う。

「沙耶先輩がからかうから」
「だからって、こんな痣付けなくたって!」
「え、それ痣じゃなくて…」
「ん?じゃなぁに?」

マジかよ…天然小悪魔…
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