『*ソラアイ*』
『あーぁ、誰かさんに叩かれた頭が痛いなぁと思ってさぁ。』

私は、笑顔で隼人に答えた。
いつものように。
気付かれないように。
こんな‘醜い私’なんて見られたくないから―。


『これで成績落ちたら、隼人の所為だからね。責任とってよ!』


「…あぁ。責任持って担任に、美羽の分だけ課題増やしてもらうよ。」

そういって、叩いた頭をそっとなでた。そして、なでたとおもったら、今度は私の髪をくしゃっとして、クスクス笑った。

お前は、小学生か。



でも、



その笑顔で、私は安心する。


『何、それ。てか、髪ぐしゃぐしゃにしないでよ。バカ!』


何気ない日常。

些細な事で嬉しくなったり、悲しくなったり。


ねぇ。隼人。。

あなたは誰が好きなの??

私はいつまで、ここ(隣)にいれるの?

私はずっとこのまま隼人を好きでいて、いいのかなぁ。。?

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