声を失った女との恋【完】
バレンタイン

吹雪side

正月が終われば、街はバレンタイン一色。

《甘い物は、食べられる?》

ルネから届く。

《甘いのは、苦手だな》

クリスマスのケーキは無理矢理食べたけど・・・。

《了解》

正月明けから、俺が休みの前の日は泊まりに来るようになった。

休みもオーナーが合わせてくれている。
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