声を失った女との恋【完】
デート

吹雪side

社員に彼女が配達に来たら、呼んでくれと頼んだ。

「副社長、お願いします」

「あぁ、すぐ行く」

「なになに・・・」

まりかねぇと兄貴は興味津々だ。

まぁ、すぐに、バレるだろうけど。

「おまたせ」

案内すると、彼女はテキパキと動く。

終わったら声をかけてと――――
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