声を失った女との恋【完】

吹雪side

朝、親父や伯父と『今夜な』と言い合い、ルネを送り『今夜、伺います』と会社に。

「おはよう」

「「おはよう」」

事務所には、兄貴とまりかねぇがいた。

「兄貴、俺、家を出る事になった」

「はっ?」

「実はルネと結婚する。」

「急って、まさか・・・」

まりかねぇが事務所を出ると兄貴伝えた。
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