声を失った女との恋【完】
入籍

吹雪side

7月7日。七夕。

ルネと入籍をする。

お昼前に伯父が戻って来て、一緒に向かった。

店に顔を出すと少しの間、closeに。

ルネは悪阻で顔色も悪い。

「大丈夫か?」

【うん】

そして伯父は『入籍の前にこちらを・・・』と用意された結納品を渡すと『ありがとうございます』と受け取ってくれた。

「行けるか?無理なら俺が・・・」

【一緒に行く】
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