声を失った女との恋【完】

ルネside

「おはようございます。あの、今日からルネを里帰りさせますので、お願いします」

「預かりますね」

吹雪君はパパやママに伝え仕事に行った。

「ルネ、吹雪君もこっちに?」

【ううん、自分の実家だって言ってた】

「そう、気兼ねしてるのかもね。

まぁ、ルネはのんびりしてなさい」

【わかった】

ソファーに座り、テレビを見るけど、退屈。

時間が経つのが遅く感じる。
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