声を失った女との恋【完】

「今日、集まって貰ったのは、望さんの横に俺の部屋を作って、こっちで暮らそうと思ってなんだ。

春にお爺さんも許可くれて、会社で図面を作って貰ってて出来上がったからなんだ。

斗輝さんも望さんもオッケーは貰った。」

リビングのテーブルに広げられた。

3階がすべて兄貴のスペース部分。

2階が永遠兄と俺と恵の部屋と予備の部屋。

1階の親父の部屋の隣に増築する。

「それで、これが、今、俺の家は、永遠君が購入し、多少、リフォームする。」
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