声を失った女との恋【完】
手話

ルネside

翌日から手話を教えている。

私の家だったり、吹雪君の家だったり、お兄さんの家。

何故って思ったけど、お兄さんの家で2人の会話で納得。

「なぁ、兄貴は知ってた?」

「何を?」

「爺ちゃんも、伯父も親父も手話出来るの」

「はっ、出来るのか?」

「あぁ」

話してる間、柚さんが夕食の準備してるから、赤ちゃんを見ている私。
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