声を失った女との恋【完】
兄貴に対面

吹雪side

ブライダルサロンも正月休みに入った。

兄貴は大掃除はあっちの家。

「おい、吹雪、手伝え」

「はいはい」

この日は親父はあまり出来ねぇから俺がするしかねぇ。

「正月は彼女も来るのか?」

「そのつもりです」

お互いバタバタして、クルスマス以来、会ってねぇ。
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