【短】キスだけじゃ足りない。
そして2人で手を繋いで帰る。
「ねぇ、いつから私のこと、好きだったの?」
私は疑問に思っていたことを聞いた。
「…去年の春から。」
雄也は言いにくそうにそう答えた。
「去年の春…?」
って、何かあったっけ?
そんな私の考えを悟ったのか、
「遥さ、遅刻寸前だったのに、近くで困ってたおばあさん助けて遅刻したことあるだろ。」
……………。
あ!!
「そういえばある!!」
「その時に凄いやつだなって優しいんだって思ってたらさ、気が付いたら目で追ってた。」