不平等な恋


勢いに任せて言ったことを かなり後悔して。


「この店の雰囲気がってこと。」


そして誤魔化した。


その日から こいつには翻弄されてばっかだ。


「また言ってよ。好きって。」


そんなことばっか言うようになって。


「あんたの事なんか好きじゃないし。」


私も誤魔化し続けた。


< 3 / 31 >

この作品をシェア

pagetop