断罪アリス


四人を追いかけて辿り着いたのは大学の理事長室で、アリスさんはノックすることなく室内に入って行く。



え、ノック……。



と思いながらも俺もその後を追う。



「ノックぐらいしろ、アリス。此処はお前の部屋じゃない」




理事長室にいたのは二人の年若い男の人。



「いつものことだから気にしないでよ、依良」



アリスさんが飄々とした態度で話しかけるのは椅子に座る方の男の人で、この蓬條大学の年若い理事長……。




そして、三名家の蓬條の次期当主──、蓬條依良だった。




「アリス……」




「それに今日は依良を弄りに来たんじゃなくて、摂紀に用があったんだよ」



「私にですか?」



アリスさんの言葉に答えたのは理事長の隣に立つ男の人だった。




うわ……、某執事漫画の執事並にイケメン….。



銀食器とか投げたり、何でも出来るのかな……。




< 181 / 595 >

この作品をシェア

pagetop