断罪アリス
「翔平、何気にお前の情報得るの早いな」
「さすが、歩く拡張機……」
拡張機とか上手いな、和泉。
俺と和泉に誉められているような貶されているような言われ方に、翔平は複雑そうな顔をした。
「それ、喜んで良いのか?」
「それよりさ」
「軽やかにスルーされた!?」
翔平の言葉を無視して、和泉は俺に視線を戻した。
無視された翔平はズーンと肩を落としている。
まあ、俺も無視だけど。
「どうした?」
「天河、最近変わったこととかないか?例えば、異常に眠いとか喉乾くとか」
「いや、無いけど……。何で?」
俺の返答に、和泉は顎に手を当てて考える素振りをする。